東野圭吾さん作のマスカレード・ホテルを読んで、早速そのまま映画マスカレード・ホテルを観ました。
正月休みを利用して本も映画も体験したわけですが、本当にもっと休み欲しいよ。。。旧正月も日本に導入してくれないかな。
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評価
最近は海外ドラマとアニメをよく観ていたので、邦画を観たのは久しぶりでした。
邦画特有なのかはわかりませんが、終始真面目な雰囲気で海外ドラマとはまったく異なりますね。
こういうミステリー系には必要な真面目さなのかな。
海外ドラマとか映画だったら、翻訳にもよるけど結構ちょくちょくふざけてる印象。
本から入ったからなのか、正直映画はイマイチだったなぁ。
本を映画化しようとなると、やっぱり2時間は短いのかな。
観やすさ:2
本はとっても読みやすかったのですが、映画はちょっときつかったです。ミステリー故なのか、カットできる部分って少ないと思うんですよね。どれも大切なエピソードで、時間とともに読者に染み込んであとあとどんでん返しとして効いてくる、というのは映画より本の方が私は心地よいです。
深み:2
東野圭吾さん作品の特徴とも言えますが、読者を置き去りにしないスタイルなのでじんわりとした読後感というよりは、スッキリ感の方が強いです。
しかし映画となると話は別で、長編小説をギュギュッと圧縮しているので深みも何も、映画から入った人にとっては超展開に感じられたのではないか。シンプルに2時間は短いんですよね~。
爽快感:3
本の終わり方はスッキリ終わったんですが、なんか映画は微妙だったなぁ。
"マスカレード"感を出したかったのかよくわからないけど、私にはあんまり受けなかったですね。ただ長澤まさみがやはり美しいということはよくわかった。
謎解き感:3
繰り返しになりますが、映画となると2時間になるので本当に短い。そのなかでミステリーを心地よく理解させて解かせるというのは至難の業でしょうね。
本を読んだあとで映画を観る、というのは実は今回初めてで、「えっ?ここ、もっと考えさせてよ!じっくり時間使いたいよ!」ってのがいくつもありました。
視聴者は結構置き去りにされてしまったんじゃないかなぁ。
キムタク感:5
めっちゃキムタクだった。以上。
総評
一言でいうと残念。私は本の方が好きです。
この作品はみんな本も読んでほしいなぁ。。。
私は長澤まさみさんが好きなので、そういう方にはおすすめです。どんな役でもしっかりアジャストする印象。反面、キムタクは何を演じてもキムタクですねw
もちろん格好良いので許されるんですけど。でも今回はもう少し若めの方のほうが、書籍とのアンマッチは防げたんじゃないかな~。
本を読んでから映画を見る、というのは一人でも答え合わせみたいなことが体験できて面白いですね。
映画マスカレード・ホテル、ぜひ本も読んでみた上で比べてみてください!