はじめに
違いますよ、バスケットボールですよ。
バスケットボールにもWorld Cupあるんです。
2019年の開催地は中国となっています。
fibaworldcup2019-asian.japanbasketball.jp
今まで個人では日本選手の話題が多かったですが、正直日本代表となるとあまりニュースになった記憶がありません。
バスケのワールドカップ?
サッカーのワールドカップを思い浮かべる方が多いと思いますが、バスケットボールにも同様にワールドカップがあります。開催者は、FIBAで(※サッカーはFIFA)最近まで所謂「アジア予選」を行っていました。
このアジア予選を勝ち抜けられれば、晴れてワールドカップ本戦出場ということだったのです。
いつから、これから?
アジア予選は2017年の11月から一次予選が始まり、去年の9月から3クールに分かれて二次予選が行われていました。対戦はホーム/アウェー形式で行われます。結果などは公式ページをご参照ください。YouTubeにもハイライト映像が上がっています。
しかし八村
思い切って丸ごと貼り付けてみました。お時間あるときに見てみてください。未来の明るい日本代表が見られます。
こちらは去年の6月29日のオーストラリア(アウェー)戦です。ここから一気にエンジンが掛かり、ワールドカップ出場まで駆け抜けた印象です。
79-78で強豪オーストラリアを下したわけですが、何より八村選手です。
もちろん他の選手もご活躍されましたが、八村選手の出色の出来に驚愕しました。中から外から、オーストラリアの監督は四苦八苦したのではないでしょうか。
スタッツも24得点7リバウンドと素晴らしい結果でした。
私は今週妻と娘が帰省しているので、じっくり試合映像を見てみました。
身体能力がすごいことに加え、状況判断もとても賢いですね。
所謂バスケIQが高そうです。
私は監督でもなんでもないので偉そうなことは言えませんが、それでもシュートセレクションの良さくらいはわかります。高身長に加えウイングスパンも大きいと聞きますから、結構強引なオフェンスをするタイプかと勝手に思っていたのですが、まったくそんなことはありませんでした。
きっちりディフェンスし、リバウンドを取ったら一目散に速攻を仕掛ける。
日本人らしい俊敏さを活かしたオフェンスをします。
このあたりは監督さんの戦略かもしれませんが、ハーフコートでもオフェンスのバリエーションが多く、コレと言って弱点が見つかりません。
強いて言うなら線が細く、パワープレイを避ける傾向があることくらいでしょうか。
でもそれも、KDのように上手くプレイすればわざわざフィジカルコンタクトする必要はありませんから、ご自身のプレイスタイルかもしれませんね。
本戦
ワールドカップ本戦は、今年の8月31日に開幕し、9月15日がファイナルとなる予定です。
東京オリンピックに向けて、是非大活躍して頂きたいですね。
選手達も、近年稀に見るタレント揃いですからスカウティングの目に留まる人もいるのではないでしょうか。
hachimuraを見に来たけど、hiejima、tsujiもいいじゃないか、みたいな。
おまけ
最近は1試合丸ごと観戦するということは長らく無かったのですが、やはりゾーンディフェンスを傍から見るとちょっと異様ですね。決して批判するわけではないのですが、なんとも言い難いです。
ソーンディフェンスが簡単じゃないことは知っていますし、マンツーマンディフェンスじゃないから楽だなんてことは決して無いこともわかっているのですが、久しぶりに観戦した素直な感想です。
日本のディフェンス力を引き出そうとすると、良策なのかもしれません。
左右の動きは日本人の特性だと思いますし、組織的な守備はサッカー同様にバスケでも日本人向きだと感じます。
今から夏が楽しみです。