削除モジュールを調査せよとな
背景
皆さんご存知だろうか。
昨年(2020年)末にFlashという古の技術がこの世から消え去ったのを。
私はそのおかげで数カ月間飯が食えたのですが、案外Flashって便利な技術だったようです。
ですが時代の流れには逆らえず、Flash技術の廃止に伴って代替機能を開発することになったのです。
で、本番リリース後に「Flashのときは~できた気がするんだけど」という問い合わせがあり、当時の断面を調査せねばならなくなったのでした。
モジュールがもうねぇ
不要な開発資産を本番環境に残しておく理由はないので、CVS管理されていたFlash関連ソースはまるっと削除コミットしてたんですね。
調査もなにも、ソースがないよ?となったわけです。
基幹業務に長く携わってきたからか、削除コミット自体あんまり経験がなかったですし、そこから復活なんて実は初めてでした。
で、折角なので自分のメモを残す意味でもこの記事を書こうと思ったわけです。
早速復活の呪文を教えよう
CVSで管理しているソースをEclipseを介して開発している環境が前提になります。
手順は拍子抜けするほど簡単で、
- 削除モジュールが存在したフォルダをアクティブ(選択)にする
- 右クリック
- 「チーム」を選択
- 「リポジトリから復元」をクリック
- 復活させたいモジュールにチェックを入れて「完了」ボタンをクリック
これだけです。
「リポジトリから復元」をクリックしたときに、過去に葬られた亡霊の一覧が現れるのはなかなか壮観です。
このPJも、色々あったんだなぁ、、、と思いを馳せるには十分でしょう。
さいごに
えぇ、これだけです。
なんせ復活させるだけですから。
たいした内容ではないですが、案外やったことない人多いかも、と思って記事にしました。
どなたかの助けになれば幸いです。
ではまた。