なかなか定期的に投稿できませんが、今日はハードルを下げるためにも日記調で楽に。
去年の夏頃から現在のコンサルティングファームに転職したわけですが、まぁなかなか思うように仕事が進まないわけです。
今までの会社とは異なる文化であることもあるし、シンプルに自分のスキル不足であったり。
最近は空前のコンサルブームのようなので、私の状況を知って頂いて、何か参考になればと思います。
コンサル楽しい?
もちろん楽しい、反面、、、
うん、望んで転職したのだから、もちろん楽しいです。
ですが、どの仕事も同様で楽しい事ばかりではないわけです。
特にコンサルとなると、クライアントは大金(マジで)を私一人に支払っているので、その金額相応のサービスを提供することが最低限の期待値となります。
転職してまだ1年も経っていませんが、正直クライアント様には申し訳ない気持ちが先立ちます。
寛大に見守って頂いてはいますが、失敗ばかりしています。
ですが、まだまだ勉強する余地があるという状況が、私にとっては嬉しいです。
中途では太刀打ちできない壁もある
私は中途入社でコンサル業界に入ったので、同年代と比べるとコンサル歴は10年以上の差があるわけです。
これはどうしようもありません。
追いつこうとする努力は必要ですが、全く同じ土俵で勝負を挑むことはナンセンスです。
なので、私は10年近くSIerとして働いた経験に基づく、実現可能な提案だったり、詳細に把握した精緻な見積もり、なんてところで勝負するしかありません。
長い目で見て、このベーススキルの上にコンサルティングスキルを上乗せできたら良いなと思っています。
環境は最高
優秀な人ばかり
コンサルティングファームは本当に優秀な人ばかりです。
年下の方でも、1伝えたら10まで理解してくれるので本当に末恐ろしいです。
前職では考えられないことです。前職を否定するつもりは一切ありませんが、地頭の差は歴然です。
ほんと、どうして自分なんかが入社させてもらえたのだろうか、、
と悩むことがあるくらい。
最近は在宅勤務がほとんどなので世間話もなかなかできませんが、会議が早めに終わった際には適当な雑談で盛り上がります。
またその雑談がとってもコンサルぽい。
最近の経済情勢だったり、この先どんな分野が伸びてくるとか、いまのクライアントはこの先こういったことを期待するようになるんじゃないか、と非常に面白いです。
私もその辺について行きたいですし詳しくなりたいので、去年からHBRを購読するようになりました。
最近忙しくて数カ月分積ん読ですが!
個性(クセ)強め
コンサルタントは答えを作り出して、そこにクライアントを導く仕事だと考えています。
ですが、会社の経営やIT戦略に唯一の答えなんてそうあるものじゃないです。
そんな「答え」を自ら考えて提案するのですから、主張強めの人ばかりです。
特にマネージャークラス以上の人は話が長いw
色んな引き出しがあるのでしょうね。
メリット/デメリット
メリット
クライアントの課題を直接解決することができる仕事なので、自分の解決案が理解されたときはとても嬉しいですね。
クライアントのドライブ力が求められますが、上手く進められた際の喜びは大きいです。
※私は失敗ばかり。
また、有能な方ばかりなので本当に多くの刺激を受けられます。
そして彼らはハードワークですが、好きでやっているので疲れるっていうか最早自家発電しています。
知的好奇心を満たすには最高の環境ですし、求めれば様々な知識を与えてくれる環境です。
デメリット
みんな頭良いです。単純に。
なので、わからないときは素直に「すまん、わからんかったから教えてくれ」と言わなければなりません。
さもなければわからないことのうえに更にわからないことを上乗せされて負のスパイラルに入ります。
短期記憶力が弱いと結構苦労すると思います。
幸い私は記憶力には自信がある方だったので、それだけでなんとか「話はわかるやつ」みたいに評価して頂いている感じです。
しっかりと自分の強みを理解して、それを前面に押し出していかないとなかなか評価されません。
コンサルは、自分のキャリアは自分で考えなさい、というスタンスなので自立性は必須です。
この辺ちょっと弱い方は入社してから面食らうかもしれませんね。
自分のことは自分でしよう、っていう優秀な人ばかりなので。
さいごに
やたらめったらコンサル人気ですが、案外仕事内容をわかっていない人が多いです。
四六時中提案しているわけではないですし、時には泥臭い仕事もあります。
常にキラキラな仕事ではないのです。
知識や技術を向上させ続けないとすぐに乗り遅れてしまう業界なので、自ら求める姿勢が必要です。
私は飽き性なので、変化し続けることは大好きですし、新たな知識が手に入ることを嬉しい、と感じるタイプなので、今のところは満足です。
長い目で見たときにもコンサルであれば、いわゆるポータブルスキルを伸ばすことができるので汎用的なハイスキル人材になることもできます。
※素養もあるけどね。。
いろいろ書きましたが、どんな仕事にも個性がありますので、その個性と自身の個性をしっかり照らし合わせた結果の就職なら最高ですよね。
そのへんが曖昧だと、入社してからギャップに苦しむことになるので、コンサルに限らずどこへ行くにしてもしっかり自己分析すべきです。
コロナ禍のなか、働き方も大きく変わってきたので福利厚生などに加えて「働き方」っていうカテゴリが就活の軸に増えそうですね。
つらつらと書きましたが、今日はこれくらいで。