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映画:スノーデン

スノーデン観ました。

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評価

最近見た映画の中では楽しめるものでした。
私がシステムエンジニアだから、というフィルターが掛かっていますけども。

エンジニア独特の雰囲気が随所に感じられて、私は心地良かったですw

観やすさ:3

テンポ良く、ある程度の説明も台詞に含まれながら進むので、エンジニアではない方も観やすいと思います。
逆に、エンジニアとして深く掘り下げるような場面はほとんどないので、そこに期待してはいけません。

深み:3

映画そのものの深みはそんなにないです。
史実を映画化しているためかもしれませんね。
でも、映画を観た後で色んなキーワードをググるとたくさん面白い話を見つけられます。
(当たり前ですが)現実とリンクするので、その体験はとても面白いです。

爽快感:4

私はジョジョが好きです。
悪いことを行うものは、漏れなく罰せられるべきだと考えているので、内部リークのこの映画もとても好みです。
それを、隠れてこそこそ、だったり内部から変えろよ!と考える方にはあまりおすすめできません。
でも、事実を描いた映画なので、知っておいて損はないと思います。

闇が深い:5

とにかくこれですね。
本当にSFのように感じられるこの映画ですが、実際に起きていた話なので恐ろしいです。
劇中の出来事が本当なら、我々にプライバシーなどまるでないことになります。
一時期ニュースにもなりましたが、それほど深く掘り下げられた情報はあまりなく、さらに闇の深さを感じます。

収まり:4

最後には内部リークが上手く進み、スノーデンが亡命するところまでが描かれます。
ググればわかりますが、現在もロシアで生活しているようです。

総評

ニュースになった当時は大して気を付けていなかったのですが、この映画を観て驚くと共に、そういうこともやっぱり必要悪なのかなぁ、と感じてもいます。

システムのバックドアを意図的に設けるなんてことは、実際の業務で直面したことはないですが、やれって言われて素直に対応する自信はないです。

なんとも後味の悪い映画ですが(映画そのものはよくできていますよ)、世界で起きている事実として、とても面白かったです。